2020/10/11
専業主婦が学習をはじめた理由
こんにちは!
私が育児をしながら1年間、ゆる学習を継続できた経験をお伝えします。
きっかけ
2児のオカンでもある私は、世の中の理不尽さに絶望していました。例えば、結婚してから下記の出来事がありました。
- 水害による床上浸水により引っ越しを余儀なくされる
- 300万円の太陽光のセールスをローン契約し、クーリングオフする(セーフ)
- 2人目の妊娠が理由でパートを解雇
- 子育てサロン主催、保険屋さんによるセミナーでうっかり保険の契約をしかける(セーフ)
災害以外は、いわゆるお人よしのあるある事件簿でしょう。さすがに身の振り方を考えるようになりました。
資格は1円にもならなかった
私は、資格があれば将来食いっぱぐれないと思っていたことから、いくつか資格をとりました。介護福祉士、保育士、第一種衛生管理者。これらは一応国家資格。きちんとした資格だと思っています。しかし、育児中というハンデがあると、急に役に立たない資格となりました。
みなさんは、保育園、幼稚園、学童の営業日時を考えたことがありますか?
私は、全く考えたことがありませんでした。子どもが生まれてようやく知ることとなった次第です。
入所できない問題もさることながら、土日祝、夏・冬休みさらに、19時まで預けられる施設は限られているというではありませんか。
完全なる核家族である私の家庭。もし3人目を妊娠したら素直に喜べる環境?
夫はシフト勤務ときたら介護士、保育士でキャリアを積むのは厳しいでしょう。
YouTubeは出会いの宝庫
簡単に切り捨てられないスキルは何か?
誰かに褒められるような特技も技術も趣味も思いつかず、ネットサーフィンをしながら産後を乗り切りました。
ふとYouTubeを見ていたら、とあるインフルエンサーの方がプログラミングについて語っていました。のまどという言葉も知り、好きな場所で仕事が出来るという夢の世界を羨むようになりました。
周囲の言葉は悪魔の囁き
身近な人はこう言います。
- プログラミングなんて年齢的に就職は無理
- 35歳定年説がある
- スクールなんて高すぎる
- 無料の範囲でやれる
- すぐ飽きるんじゃない?
- 夢があっていいね(現実はうまくいかないよ)
- 昔やったことがあるけど○○(うんちく)
環境が大事と言いますが、言われる度に何度もくじけそうになりました。
最低限理解して貰うためにしたこと
- 趣味なら月にいくら使っていいか質問した
- もちろん自分の小遣いの範囲内で
- 自分のお金であっても使うときは相談し許可を求めた
- 夫と子どもの前ではできるだけPCを開かなかった(子どもの前で開くと危険ですよねw)
- 就職に関する意見も取り入れ、前職に関連する職業訓練を受講した
スタート時は、早朝、子どもを起こす直前までの、5時から6時15分までの間という短い時間を自分時間にあてることにしました。
もちろん毎日なんかできません。子どもが起きることもあります。
何か結果がでたかと言えば、まだでていません。
これが1年続いたゆる学習の全貌です。
それでも好奇心旺盛でやると決めたらいてもたってもいられない性格を発見できたり、継続できる趣味を見つけられたことは自信になりました。
目にみえなくても私の宝物なのです。
結論:今でしょ!
以前の私は行動についてこう考えていました。
- 現状が落ち着いたら
- 子育てが楽になったら
- 保育園に入れたら
- 夫に協力してもらえたら
2人目を出産した時、間違っていたことに気がつきました。
どうあがいても落ち着かないし、何が起きてもおかしくないし、ラクになんかさせてもらえない。(諸行無常にたどり着くまで35年もかかるなんて…)
だから過去の私に言いたい。
何でもいい、失敗してもいい、何分でもいい、「今」始めよう!
最後に
特技も技術も趣味すらもない私がここまで行動できたのは、奇跡だと思っています。今ではどんどんのめりこみ、1日1時間では飽き足らず、とうとうこのブログテーマを自作するまで楽しんでいます。
ただ未来の自分に期待することをやめ、今、できることからやってみると決めただけです。
「今」「やりたいこと」を「できることから」始めてみませんか?